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このリリース ノートでは、PowerPivot for Microsoft SQL Server 2012 リリースについて、インストールやトラブルシューティングを行う前に知っておく必要がある、既知の問題を説明しています (PowerPivot はここからダウンロードできます)。このリリース ノートは、オンラインのみで入手でき、インストール メディアには含まれていません。また、定期的に更新されます。

PowerPivot の開始方法とインストール方法の詳細については、PowerPivot ヘルプ PowerPivot フォーラム 、および PowerPivot Wiki ポータル ページ を参照してください。

コンテンツ

1.0 インストールの準備

2.0 既知の問題

1.0 インストールの準備

PowerPivot をインストールする前に、以下に示す必要な操作の説明をお読みください。

1.1 VSTO 4.0 Runtime がインストールされていないと PowerPivot のインストールが失敗する

PowerPivot をインストールする前に、Visual Studio Tools for Office (VSTO) 4.0 Runtime をインストールする必要があります。VSTO Runtime は、この Microsoft ダウンロード センター ページ からダウンロードできます。この問題の対象は Office 2010 ユーザーのみです。Office 2010 SP1 がリリースされると、VSTO Runtime を別途ダウンロードする必要はなくなります。

1.2 コンピューター上に .NET Framework 4.0 が必要

コンピューターに .NET Framework 4.0 がインストールされていなくても、SQL Server 2012 バージョンの PowerPivot for Excel は正常にインストールされますが、Excel のリボンに PowerPivot タブが表示されません。.NET Framework 4.0 をインストールする必要があります。

1.3 コンピューター上に Silverlight 5 が必要

PowerPivot for SharePoint Power View のどちらにも Silverlight ベースのコンポーネントが含まれており、ユーザーのコンピューターに Silverlight 5 がインストールされている必要A">コンピューター上に Silverlight 5 が必要

PowerPivot for SharePoint Power View のどちらにも Silverlight ベースのコンポーネントが含まれており、ユーザーのコンピューターに があります。Silverlight の必要なバージョンがない場合、Web アプリケーションで Silverlight を使用する部分に移動したときに、Silverlight をインストールするよう要求されます。Silverlight 5 は、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=243096 でインストールできます。

1.4 PowerPivot for SharePoint には SharePoint Server 2010 SP1 が必要

SQL Server 2012 の機能を SharePoint 環境で使用する場合は、SharePoint Server 2010 Service Pack 1 (SP1) が必要です。SharePoint Server 2010 SP1 の最新の修正プログラムをインストールすることもお勧めします���

回避策: SQL Server の機能をファームに追加する前に SP1 をインストールし、サーバー ファームに修正プログラムを完全に適用しておく必要があります。この要件は SQL Server 2012 の次の機能に適用されます。

· データベース エンジン インスタンスをファームのデータベース サーバーとして使用する

· PowerPivot for SharePoint を構成する

· SharePoint モードで Reporting Services を配置する

を構成する

· SharePoint モードで Reporting Services 1.5 SQL Server 2012 で以前の PowerPivot for SharePoint ブックが自動的にアップグレードされない

既存の PowerPivot for SharePoint インストールを SQL Server 2012 バージョンの PowerPivot for SharePoint にアップグレードしても、既定では、既存の PowerPivot for SharePoint ブックは自動的にアップグレードされません。アップグレードを行わなくても SharePoint でブックを使用できますが、SQL Server 2008 R2 PowerPivot ブックのデータ更新は失敗します。SQL Server 2012 PowerPivot ブックは影響を受けません。ただし、PowerPivot for SharePoint インスタンスに自動アップグレード機能を構成することで、SQL Server 2008 R2 ブックを最新バージョンにアップグレードすることができます。これにより、このようなブックのデータ更新が有効になります。詳細については、「PowerPivot for Excel PowerPivot データのアップグレード」を参照してください。

回避策: PowerPivot ブックの自動アップグレード機能を有効にしない場合は、SharePoint からブックをダウンロードし、Excel で開くことによってブックのアップグレードを手動で行ってから、SharePoint に再度アップロードする必要があります。利用状況のブックも、更新に失敗するため、手動でアップグレードする必要があります。

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2.0 既知の問題

次に示す既知の問題は、Microsoft SQL Server 2012 PowerPivot for SharePoint に適用されます。

2.1 [さらに、できるだけ早く更新を行います] がオンの場合、定期データ更新が機能しない

SQL Server 2012 PowerPivot for SharePoint では、データ更新スケジュールの [さらに、できるだけ早く更新を行います] チェック ボックスがオンになっているブックの更新がスキップされます。ユーザーがデータ更新スケジュールの [OK] ボタンをクリックすると PowerPivot for SharePoint によってブックがすぐに更新されますが、それ以降の更新サイクルはすべてスキップされます。最初の更新以降、ブックは更新されなくなります。データ更新履歴には、それ以降のデータ更新の試行が記録されません。

2.2 PowerPivot 管理ダッシュボードのバブル チャート コントロールが動作しない場合がある

以下に示すように、SharePoint サーバーの地域別設定によっては、PowerPivot 管理ダッシュボードのバブル チャート コントロールが動作しないことがあります。

· 影響を受ける形式 (バグが表示されます): //年、年// (ヨーロッパ言語、インド言語など)

· 影響を受けない形式 (バグは表示されません): //年、年// (米国英語、日本語など)

2.3 PowerPivot for SharePoint を使用した .bism ファイルの作成時に検証が失敗する場合がある

BI セマンティック モデルの接続ファイル (.bism) は、検証されるときと使用されるときとで異なるセキュリティ環境で実行されます。使用時には、アプリケーションのサービス アカウントが対象サーバーの SSAS サーバー管理者である必要があります。しかし検証時には、SharePoint Web アプリケーションのサービス アカウントが使用されます。そのため、.bism ファイルを作成するユーザーが検証権限を持つ Web アプリケーションを使用していない状況もありえますが、このファイルを実際に使用する際には正常に処理されます。このような状況になっているかどうかを確認するには、検証に失敗したときに、[接続を検証せずにリンク ファイルを保存する] チェック ボックスをオンにして [OK] をクリックします。.bism ファイルを利用するアプリケーション (Excel ServicesReporting Services など) に必要な権限が実際にあること (つまり、サービス アカウントが対象サーバーの SSAS サーバー管理者であること) を確認した後で、このファイルを使用してください。検証が失敗しても、.bism は正常に動作する場合があります。

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